派遣HUB
派遣会社の年間提出物カレンダー|定例・随時手続きを整理【2026年版】
お役立ち情報

派遣会社の年間提出物カレンダー|定例・随時手続きを整理【2026年版】

2026年9月22日16分で読める

入力は、AIエージェントに。面談と開拓に、もっと時間を。

派遣HUB

詳しくはこちら

派遣会社の年間提出物カレンダー|定例・随時手続きを整理【2026年版】

派遣会社の提出物は、毎年繰り返す定例手続と、変更・開始などをきっかけに動く随時手続を分けてカレンダー化すると管理しやすくなります。期限だけを並べるのではなく、提出単位、確認元、担当、控えの保管先までを同じ表に置くことが実務上の要点です。最新の様式や案内は変わり得るため、提出時には現行の公的案内も確認してください。

派遣会社の提出物を二つの時間軸で整理する

年間提出物カレンダーの定義と対象範囲

年間提出物カレンダーは、派遣元が必要な手続を時系列で確認するための社内管理表です。派遣法上の事業報告書や労働者派遣事業収支決算書だけでなく、許可情報の変更、海外派遣に関する事前確認など、別の起点で発生する手続も同じ一覧で見渡せるようにします。

ただし、ひとつの表だけで全手続を確定できるわけではありません。事業所の状況、許可内容、自治体や行政機関の案内によって確認事項が変わるため、カレンダーは漏れを見つける入口として使い、提出前には根拠と現行案内を確認します。

定例・随時・提出単位の早見表

定例手続は、暦日を起点に管理するものと、事業年度の終了を起点に管理するものに分けます。随時手続は、変更の発生日、届出対象かを確認した日、社内承認日を分けて記録すると、対応の遅れを見つけやすくなります。提出先が事業所単位か事業主単位かも、手続ごとに欄を分けます。

定例と随時の提出物を二つの時間軸で分ける図
定例と随時の提出物を二つの時間軸で分ける図

表の列には、手続名、起点、社内締切、提出先、提出単位、確認元、担当、提出証跡を置くと実務に使いやすくなります。単に「提出済み」とするのではなく、控えの保管場所と再確認日を残すことで、次回の準備に引き継げます。

暦日と事業年度で動く定例手続

事業報告書を暦日基準で管理する

労働者派遣法第23条第1項は、事業報告書と労働者派遣事業収支決算書の作成・提出を定めています。厚生労働省の手続案内では、事業報告書を毎年6月30日までに提出する扱いが示されています。カレンダーには、集計開始日だけでなく、派遣元管理台帳や派遣先管理台帳の確認を終える社内期限を前倒しで設定します。

数字の確定を急ぐあまり、派遣先事業所の追加や契約終了の反映を後回しにすると、後工程で集計をやり直すことになります。月次で必要な元データの状態を点検し、年次の提出準備が始まってから未入力を探す運用を避けます。

定例手続の準備でカレンダーと管理台帳を照合する図
定例手続の準備でカレンダーと管理台帳を照合する図

収支決算書などを事業年度基準で管理する

労働者派遣事業収支決算書は、事業年度の終了後3か月以内という起点で管理します。事業報告書と同じ日に作業するとは限らないため、会計資料の確定、事業所別の確認、作成、検算、提出控えの順をカレンダーに置きます。会計上の締め日と提出期限を別欄にし、担当者の切替時にも分かるようにします。

この区分では、派遣契約、請求書、収支決算書を同じ意味のデータとして扱わないことが大切です。各資料の役割を分け、どの資料を照合補助に用いたかを明確にします。

イベント発生時の手続きを別レーンで管理する

許可情報・事業所等の変更を起点にする

許可情報や事業所に変更が生じた場合は、年次の提出予定を待たずに、変更内容と発生日を起点に確認します。営業、総務、管理担当の誰が最初に変更を把握したかを記録し、届出要否、提出先、期限を現行の案内で確認する流れを置きます。

年間カレンダーには、変更手続の結論を書き込むより、確認すべき担当と期限を表示する欄を設けます。許可証の記載、派遣先事業所、派遣契約、連絡先など、変更の影響を受ける社内情報を同時に点検できます。

変更発生から確認担当へ渡す流れ
変更発生から確認担当へ渡す流れ

海外派遣など実施前確認が必要な手続きを分ける

海外派遣のように実施前の確認が必要な手続は、通常の月次・年次カレンダーと別レーンに置きます。予定が入った時点で、派遣先窓口、実施日、必要な確認、社内承認を記録し、準備の完了を確認してから次の工程へ進めます。

事後の報告と実施前の確認を同じ締切欄に入れると、優先順位が見えにくくなります。カレンダーでは「いつ起きたか」だけでなく、「実施前か、事後か」を区別しておくと、担当者が判断しやすくなります。

派遣HUBの確認元データと提出管理表をつなぐ

派遣先拠点・契約情報を元データとして参照する

派遣HUBでは、派遣先事業所、派遣契約、アサイン、勤怠実績などを確認元として参照できます。提出書類を自動で完成させる機能ではないため、様式への記入内容や提出要否は、担当者が現行の案内に照らして確認します。そのうえで、集計の確認が必要な案件を見つける入口として活用できます。

たとえば、事業所別に確認すべき派遣契約や派遣先管理台帳を抽出し、提出管理表の確認元欄に記録します。数字を転記した後も、どの時点のデータを参照したかを残せば、差異が出たときに再確認しやすくなります。

派遣先拠点と提出管理表をつなぐ図
派遣先拠点と提出管理表をつなぐ図

担当・社内締切・提出証跡を別の管理表に残す

提出管理表には、作成担当だけでなく、確認担当、承認担当、控えの保管場所を置きます。社内締切を法定期限より前に置き、差戻しがあった場合は原因と再提出日を記録します。これにより、年度が変わっても担当変更の影響を小さくできます。

提出証跡と次回確認日を残す図
提出証跡と次回確認日を残す図

カレンダーを更新する頻度も決めておくと運用が続きます。たとえば月次の確認では、期限が近い定例手続、変更が発生した案件、資料が未確定の案件を区別します。年次の引継ぎでは、提出済みの控えを確認するだけでなく、どの部署からどの元データを受け取ったか、前回どこで差戻しが起きたかを振り返ります。担当者が提出物の全体像を把握できるよう、各手続の詳細資料への参照先と、現行案内の確認日を管理表に残します。

予定表に未確認の行を残すことは、作業が遅れていることを隠すより有用です。未確認の理由を「資料待ち」「変更内容確認中」「提出先案内確認中」のように分類し、次の確認者と期限を設定します。これにより、期限の直前に一人の担当者へ確認が集中することを防げます。

派遣会社の提出物に関するよくある質問

事業報告書と収支決算書は同じ期限ですか

同じ期限ではありません。事業報告書は毎年6月30日まで、労働者派遣事業収支決算書は事業年度終了後3か月以内という別の起点で管理します。提出時は現行の案内と様式を確認してください。

すべての手続で提出単位は同じですか

同じとは限りません。手続ごとに事業所単位か、事業主としての確認かを確かめ、カレンダーの提出単位欄に明記します。

このカレンダーだけで全手続を網羅できますか

カレンダーは管理の入口です。変更内容や実施内容によって必要な確認が異なるため、個別の手続案内と最新の様式を確認して完了させます。

派遣業務は「派遣HUB」でまとめてラクにできます

  • 履歴書・職務経歴書・求人票から、AIが登録候補を作成(内容を確認・修正して登録)
  • 派遣先・スタッフ・求人・派遣契約を1つの画面でまとめて管理
  • 勤怠の承認から給与の一括計算、派遣先別の請求まで対応
  • 派遣元・派遣先管理台帳と、事業所単位・個人単位の抵触日の管理まで
「派遣HUB」について詳しく見る

まとめ

派遣会社の提出物は、暦日で動く定例手続、事業年度で動く定例手続、イベントで動く随時手続に分けて管理します。提出日だけでなく、確認元、担当、提出単位、控えまで残すことで、毎年の準備と担当引継ぎを安定させられます。

最初に全件を完璧に並べようとするより、現行の定例手続と発生中の変更案件を確実に記録し、見直し日を定めて更新する方法が実務に向きます。新しい手続が発生したときは、期限だけを追記せず、提出単位と確認元も同時に定義します。

管理表を使う担当が迷わないよう、完了の定義と控えの保管先を手続ごとに書き添えておくと、作業の抜けを早い段階で見つけられます。

期限の変更や様式の更新を見つけたときは、カレンダーの更新者と確認日を残します。古い予定を消すだけでなく、何を現行案内で見直したかを記録することで、次の担当者も確認の必要性を判断できます。

この更新履歴があれば、期限の認識違いが起きた場合も、どの時点で確認したかをたどれます。

関連する実務は、事業報告書の作成手順、許可更新の確認、変更届の進め方、海外派遣の届出も参照してください。

出典: 労働者派遣法第23条第1項、厚生労働省「労働者派遣事業を適正に実施するために-許可・更新等手続マニュアル-」

派遣HUBのサービス資料を請求する

お問い合わせはこちら

まずはお気軽にご相談ください

派遣先・スタッフ管理から派遣契約・勤怠・給与、派遣業法の管理台帳までこれ1つで。スタンダード 月額4,980円/ユーザー(税込)・ライト 2,980円/ユーザー(税込)。

関連記事

よく読まれている記事

  1. 1

    派遣スタッフの有給休暇比例付与|継続勤務の確認手順【2026年版】

    業界動向・トレンド2026年9月29日
  2. 2

    2か月以内の雇用契約と社会保険|派遣元の加入判定手順【2026年版】

    業界動向・トレンド2026年9月28日
  3. 3

    派遣の割増賃金と派遣料金|給与計算と請求を分ける手順【2026年版】

    業務効率化2026年9月27日
  4. 4

    派遣スタッフの月額変更届|時給改定から随時改定まで【2026年版】

    業界動向・トレンド2026年9月24日
  5. 5

    労働者派遣事業収支決算書の作り方|様式第12号の確認手順【2026年版】

    お役立ち情報2026年9月23日
  6. 6

    派遣スタッフの最低賃金改定|派遣先地域の確認と反映手順【2026年版】

    業界動向・トレンド2026年9月21日

カテゴリ一覧